2017年7月24日(月)■ 暑中お見舞い申し上げます

暑中お見舞い申し上げます

 十二相神社(じゅにそうじんじゃ)は多賀町の佐目という集落にあります。
見事な杉の大木が四本、本殿を囲んで天に伸びています。
多賀町には杉の大木がたくさんありますが、ここ十二相神社の杉も見事です。
杉坂山の3本杉、保月の地蔵杉、大瀧神社のご神木、阿弥陀峯経塚の杉、 権現谷の権現杉など神と自然をつなぐ役割をはたしている杉の大木は歴史をきざみ、 昔から人々の拠り所になってきました。
杉が育つところにはいい水があると言われていますが、多賀町は本当に水に恵まれています。

佐目集落には犬上川が流れています。川には「両宮橋」がかかっています。
両宮とは「伊勢神宮」と「多賀大社」のことで、重要な橋であることを示しています。
三重から鞍掛峠を越えて大君ケ畑をとおり、佐目をとおってお多賀さんへと多くの人が通ってきた橋です。
昔の人が歩いた道のりを考えると気が遠くなるような距離ですが、 お多賀さんやお伊勢さんをめざしてワクワクしながらみんなが歩いていたのでしょう。
大きな杉の木を見ていると、そんな喜びも伝わってくるようです。
道は人と人、人と思いをつなぎます。

写真:十二相神社

2017年7月18日(火)■ 小川はにぎやかです

小川はにぎやかです

 会社のそばの小川には サワガニやトノサマガエル、トンボなど いろいろな生き物が住んでいます。
サワガニはのんびりしているようですが、人の気配を感じるとすばやく隠れてしまいます。
今、ハグロトンボが行ったり来たりして、何匹も飛んでいます。
雄は黒い羽と腹部の光沢のあるグリーンが目立ちます。
水があるところには命がいっぱいで、見飽きることがありません。
「いそがしそうにどこいくの?」と言いながら眺めています。

工場は設備の整備に入り、いろいろな作業が行われています。
夏の間にしっかり整えて、秋からの仕込みに備えます。
使わないタンクを処分したり、壁の塗り替えをしたり、 清潔で動きやすい工場になっていくのが楽しみです。

写真:ハグロトンボの雄

2017年7月10日(月)■ 河内の風穴

河内の風穴

 多賀町河内にある「河内の風穴」は、総延長が約10,020mで日本国内では第3位の長さの鍾乳洞です。
1959年(昭和34年)に「河内の風穴」の名で滋賀県指定天然記念物に指定されています。
神秘的な空間が広がる鍾乳洞はとても涼しく、夏は多くの人でにぎわいます。
入口までの道を芹川にそって、苔むした岩や、水に打たれ揺れる草などを見ながら登っていきます。
この水が多賀のお酒を造る水になっていくのだと思うと、不思議な気がします。
目に見える水はほんの一部で、岩や土にしみた水が長い年月をかけて流れていきます。

水が多くの被害を起こしていることを考えると、自然ともに暮らしてきた先人たちは大変だったことと思います。
集中豪雨の被害を受けられた方々の無事を祈っています。
穏やかに暮らせる日本の気候が年々変化しているのを肌で感じます。
私たちができることを考えながら暮らしていきたいと思います。

河内の風穴
http://www.shiga-ec.ed.jp/www/contents/1438304524592/html/common/other/55d173d3129.pdf

2017年7月3日(月)■ 緑の湖

緑の湖

 多賀町にある野鳥の森は、芹川上流にある 芹川ダムの周辺が散策コースになっています。
まわりの木々の色がエメラルドグリーンの水に映り、幻想的な雰囲気です。
農業用の治水ダムなので、季節によって水位が大きく変化します。
鳥たちのさえずりを聞いたり、ヒメコウゾの実を味わったりしながら歩くと 一周4キロがあっという間です。
野鳥の森から杉坂山や青龍山や高取山なども見渡せます。
水と緑がある景色はとっても落ち着きます。

酒粕の販売を開始しました。
漬物用におすすめです。多賀の酒粕で漬けると上手に漬かると遠くからも買いにこられます。
健康にいいと話題になっている酒粕ですので、ぜひお試しください。

写真:雨上がりの野鳥の森

2017年6月26日(月)■ もうすぐ夏越の大祓です

もうすぐ夏越の大祓です

 今年ももうすぐ半分が過ぎようとしています。
6月30日15時から多賀大社で夏越の大祓が行われます。
「夏越の大祓」は知らず知らず身についた罪穢れを清める神事です。
茅の輪を三回くぐり、健康と長寿を祈ります。

山の緑が濃くなっています。里山では小さな花が控えめに咲いています。
ツツジの仲間のアクシバの花は、ピンクの花びらをクルクルと巻き上げます。
自然の中では、モリアオガエルの卵に出会ったり、トンボやチョウの姿を追ったり、楽しい出会いがいっぱいです。
多賀のお酒が育つ、多賀の自然をぜひ楽しみに来てください。


写真:アクシバの花

2017年6月19日(月)■ 雨が恋しい毎日です

雨が恋しい毎日です

 雨がなかなか降りません。カラカラ天気で野菜や花の水やりが大変です。
天からの恵みの雨がどれほど貴重で大切なものかとわかります。
桃原(もばら)でゴボウの復活に取り組んで3年目になります。今まで、種を蒔くだけで育つと 喜んでいたのですが、雨のおかげだったことがよくわかりました。
植物が芽を出すためには水が必要なので、雨が降らないと発芽しません。
何とか発芽した苗も大きくなりません。
毎日雨が降ってくれることを祈るばかりです。
四季があり、水に恵まれた日本では、緑豊かな暮らしが当たり前だったのが、 最近の気候の変化は環境を変えてしまいそうです。
晴れ渡った青空を眺めながら、複雑な気分になります。
梅雨はしっとりとした恵みの季節であってほしいものです。

今年の金賞受賞大吟醸がとても好評です。冷やしてすっきりとした味をお楽しみください。

写真:雨を待つ桃原のゴボウ

2017年6月12日(月)■ ササユリが咲きました!

ササユリが咲きました!

 多賀町の花はササユリです。6月はササユリが咲く季節です。
自然の中で咲く姿はなかなか見ることができませんが、 高取山ふれあい公園で見ることができます。
清楚なササユリが風に揺れる様子はとても魅力的です。
 今、東北楽天ゴールデンイーグルスで大活躍の 則本 昂大(のりもと たかひろ)投手は多賀町の出身です。
多賀町から初のプロ野球選手が誕生し、その活躍ぶりに感動します。
しなやかできれのある投球でこれからも記録を伸ばしてくれることでしょう。
高取山ふれあい公園のすぐ近くに則本投手の実家があります。
自然に恵まれた穏やかな環境です。

平成29年全国新酒鑑評会で金賞を受賞したお酒を限定で発売します。
720ml 4,000円(税抜価格)1800ml 8,000円(税抜価格)に 価格変更しますので、よろしくお願いします。


写真:高取山に咲くササユリ

2017年6月6日(月)■ お田植祭でした

お田植祭でした

 6月の第一日曜日は、毎年お多賀さんの御神田でお田植祭が行われます。
1時からの本殿祭に続いて、さわやかな風が吹く澄みきった青空の中、御神田で御神田を清める御湯式が行われました。
その後、田植歌と田植踊りに合わせ早乙女により約10アールのご神田にお田植えが行われます。
ゆったりとした穏やかな田植歌がまわりに響くとカエルの声がにぎやかになり、どこからともなくお多賀さんのお使いであるカラスが飛んできました。
時を超えてつながっていることのありがたさを感じながら、五穀豊穣を願いました。

2017年5月29日(月)■ 風がさわやかです

風がさわやかです

 今の季節は本当にさわやかな季節です。
山々の緑を見ていると緑の中で暮らしていた昔の人たちのことを思います。
季節とともに変化する景色は時計やカレンダーがなくてもきちんと時を刻んでいたことでしょう。
花たちの咲く時期はほとんど変わることなく、きちんと咲く様子に感心します。

この季節に咲く花にスイカズラがあります。
楽しげな花が咲くと夏がきた!という感じです。蔓で伸びるので垣根やフェンスなどにも絡まっています。
葉を丸めて冬を耐え忍ぶ様子から「忍冬(にんどう)」、黄色と白色の花が金銀に見えるので「金銀花」という別名を持っています。
昔の人たちにとって身近な植物だったと思います。
植物には共通の名前が付けられていますが、昔はそれぞれの地域でいろいろな呼び名があるのがおもしろいですね。

日本酒も「富水」、「笹の露」、「百薬の長」などすてきな呼び名があります。
日本人の感性は四季があるすばらしい環境で豊かになったのでしょう。
季節を感じながら、日本酒を楽しむ時間を大切にしたいものです。

2017年5月22日(月)■ 全国新酒鑑評会金賞をいただきました

全国新酒鑑評会金賞をいただきました

 今年も、全国新酒鑑評会で金賞を受賞しました。2年連続、13回目といううれしい受賞になりました。 蔵人みんなが心をひとつにして取り組む仕込みは12月の麹造りから始まり、大寒の一番冷える時期の仕込みと真剣勝負です。
どの作業も過去のデーターを活用しながらも原料米の山田錦の出来、気温、水温など変化する要素を組み込み細かく対応します。
生き物相手の日本酒造りならではの繊細な作業です。
金賞受賞はそんな大変な作業の結果であり、喜びも格別です。本当にありがとうございます。

純米酒「多賀秋の詩」のお酒になる「秋の詩」の田植えの時期です。「秋の詩」は晩生なので、田植えの最終の時期になります。
杉坂山をバックに今年も多賀秋の詩会の小菅さんが家族で作業をされていました。
この苗がすくすく育ち、秋に収穫され、お酒になります。
元気に育ってねと苗に声をかけて、杉坂山の多賀大社ご神木にお祈りしました。

全国新酒鑑評会発表
http://www.nrib.go.jp/kan/h28by/h28bymoku_top.htm

写真は秋の詩の田植え風景

2017年5月15日(月)■ 緑が濃くなってきました

緑が濃くなってきました

 山々の緑が濃くなり、田んぼに稲が植えられ夏らしい景色になってきました。
四季がある日本は本当に美しい国です。
多賀は山が近いので、少し車を走らすとめずらしい植物と出会えます。
今、満開のヤマグルマの花が見事です。
ヤマグルマの花は花びらがない原始的な姿をしています。
トリモチノキという別名を持ち、トリモチを樹皮から作ったそうです。
昔の人たちの知恵には感心することばかりです。
そんないろいろな使い方を知ることで、人と自然がともに生きてきた暮らしを実感できます。

酒造りも終盤になってきました。あと少し今年の締めくくりでがんばります。

写真:多賀の山に咲くヤマグルマの花

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