2018年7月17日(火)■ 夕日がきれいです

夕日がきれいです

  太陽が沈む直前、西の空が茜色に染まります。
銭取橋から見える景色は、いろいろな表情を見せてくれます。
このあたりは、ちょうど飛行機が飛ぶルートになっているので 杉坂山の方向から琵琶湖の方向へと飛ぶ飛行機がにぎやかです。
空や山や川を眺め、この景色がいつまでも残ってほしいと願います。
今回の豪雨の被害で、多くの方が故郷の景色を失ったことは本当に つらいことです。
どうか一日でも、普通の生活ができるようにと祈るばかりです。

写真:芹川に映る夕日と多賀の仕込み蔵

2018年7月9日(月)■ すごい雨でしたね。

合歓

  多くのところで信じられないような被害がでていて、心配です。
今回の思いがけない大雨は、水の怖さを知る出来事でした。
自然は予想できないことが起こります。
実際に起こってから、気が付くことがいろいろあります。
地球温暖化問題、地質や川の流れ、植林した山の現状など 多くの要因が重なっていると思われる各地の状況に心痛みます。
被害に遭われた皆様が一日も早く立ち直られますことを祈ります。

おかげさまで会社の横の芹川はあまり増水せず、無事でした。
会社は夏の間にいろいろな整備を行います。
仕込み蔵の壁をきれいにするために足場が組まれました。
1972年に建った建物で、長い年月の間に傷みがでてきていました。
秋に、きれいになった蔵を芹川から見るのが楽しみです。

日当たりがいいところに合歓の花が満開になっています。
やさしいピンクの花が夕方からいきいきと開きます。

写真:満開の合歓(ねむ)の花

2018年7月2日(月)■ 権現谷

権現谷

 多賀の仕込水は、鈴鹿山系北部の石灰岩の山々を流れてきたミネラル分が多い硬水です。
芹川の上流は近江カルストと呼ばれる海の中でできた石灰岩が分布する地域です。
多くの観光客でにぎわっている河内の風穴は、全国で3番目の長さを誇る鍾乳洞です。
そこからまだ奥にある権現谷には白い石灰岩が広がっています。
そんな場所が近くにあり、古生代ペルム紀(2億8000万年前)の石を触っているのだと 思うと不思議です。
暑さを忘れるさわやかな風を感じながら、長い年月の間に浸食された石のくぼみ を眺めました。
多賀のお酒は、そんな長い歴史をきざむ水から誕生していることになります。
地形や地質を知ることは大切で楽しいことです。

写真:権現谷の石灰岩

2018年6月25日(月)■ 夏の日差し

夏の日差し

 今年の夏も暑くなりそうです。
庭のソテツが元気になってきました。
この庭は、江戸時代後期に造られており、その頃、 彦根では、南国から取り寄せたソテツが人気だったそうです。
大きくなり、古木になっているので毎年新芽がでてくるまでハラハラします。
ソテツが生き生きとしてくると夏がきたと実感します。
そのバックには仕込み蔵が太陽をうけて輝いています。
今は機械の整備など、暑い中で作業が行われています。
酒造りは、季節ごとにいろいろな作業があり、どの工程も大切です。
蔵人たちは汗を流しながら、丁寧な作業を進めています。

写真:庭のソテツと仕込蔵

2018年6月18日(月)■ びわ湖の日

びわ湖の日

 「滋賀県は1981年(昭和56年)、琵琶湖条例の施行1周年を 記念して、7月1日を「びわ湖の日」と決定しました。
近畿の水がめである琵琶湖を守るため上流に暮らす私たちは いつもきれいな水を流す必要があります。
日本酒の製造過程で出る水は、お米の栄養分があるので 富栄養化につながります。
そのため多賀(株)では、しっかり排水処理施設を設置し、 浄化した水を流しています。
「活性汚泥法」で、排水中の有機物を微生物に食べてもらう方法です。
その微生物が元気に活躍している曝気槽の横で、 今、柘榴(ザクロ)の花が満開です。
柘榴は、オレンジとグリーンのコントラストがきれいです。
横にはオオシマザクラがあり、サクランボができています。
会社のまわりは自然がいっぱいです。

写真:柘榴の花

2018年6月11日(月)■ たらちね地蔵

たらちね地蔵

 「多賀道」は多賀大社へお詣りにくる人たちが歩いた道です。
中山道の原町から入る道を「原道」とよび、大垣など北方面からの人が通った道です。
その道の途中、彦根と多賀の境目になるところに「たらちね地蔵」があります。
野田山と中川原の間に流れていた赤田川を超えるところにあるお地蔵さんです。
川を渡るために困っている人たちに「私を越えていきなさい」と言って、 うつぶせになった大男が石になったと言い伝えがあります。
お地蔵さんの祠の前にある大きな石がそのたらちね地蔵だそうです。
江戸時代の道をたどって多賀大社まで歩くと、常夜燈や道標など 何気なくあるものが歴史を語ってくれます。
多賀株式会社のそばにはそんな江戸時代を感じる景色があります。

写真:たらちね地蔵

2018年6月4日(月)■ ササユリが咲きました

ササユリが咲きました

 多賀町の花である「ササユリ」が咲き始めました。
ササユリはいい香りと、清楚な姿が魅力です。
昔は、山ではどこにでもありましたが、最近は自然の中で見ることがほとんどできません。
子どものころ抱えきれないほどいっぱい集めたという話を聞くとうらやましくなります。
70才を越えた方の子どもの頃は、松茸もいっぱいあったそうです。
自然は50年でガラッと変わります。
植林した杉の木が大きくなり山は暗くなり、里山は開発されてなくなりました。
田んぼは埋め立てられて宅地になりました。
まだ自然が残る多賀でも驚くばかりの変化です。

そんな中、300年以上お酒を造っていることは奇跡のようだと感じます。
日本酒の蔵元はどこも長い歴史があり、その地域の語り部です。
歴史や文化を担う役割も大切にしていきたいと思います。

写真:高取山のササユリ

ササユリが見られる高取山ふれあい公園
http://takatoriyama.com/

2018年5月28日(月)■ 小満の季節

小満の季節

 陽気が良くなって、万物の成長する気が次第に長じて天地に満ち始める季節です。
山の緑も濃くなり、鳥たちも元気にさえずっています。
高取山のコアジサイ(小紫陽花)が咲き始めました。
山に咲くコアジサイは、ブルーのやさしい色合いで、出合うとほっとします。
季節ごとに咲く花たちは豊かな自然の中で育っています。
今は、ガンピ(雁皮)・シライトソウ(白糸草)・ウツギ(空木)などがきれいです。
ササユリのつぼみもふくらみかけています。
多賀町の花ササユリが咲くといい香りが広がります。

今日は、多賀町ごみゼロ清掃活動に参加し、芹川のごみ拾いをしました。
社員全員で芹川に降りて、銭取橋の付近でごみを集めました。

写真:高取山に咲いた小紫陽花

2018年5月21日(月)■ 全国新酒鑑評会入賞しました

全国新酒鑑評会入賞しました

 先週は、今年の平成29年酒造年度全国新酒鑑評会と インターナショナルワインチャレンジ(IWC)2018の発表がありました。
全国新酒鑑評会は成績が優秀と認められた入賞でした。
IWCの本醸造酒の部で「琵琶の神龍」が銀メダルをいただきました。
多賀のお酒が、おいしいと認められて大変光栄です。

酒造りのシーズンが終わりになるこの季節はいろいろなところで きき酒会が開催され、多くの人に日本酒の魅力を知っていただけます。
日常的に日本酒を飲む機会が少なくなっているので、日本酒の おいしさを伝えていきたいと思います。

5月27日(日)は大津ナカマチ商店街で開催される「おさけ日和」に参加します。
おいしいお酒とお料理を楽しんでいただけますので、ぜひいらしてください。

酒類総合研究所のHP 全国新酒鑑評会
https://www.nrib.go.jp/kan/kaninfo.htm

酒サムライHP インターナショナルワインチャレンジ 
http://www.sakesamurai.jp/

おさけ日和
http://eplus.jp/sys/T1U14P002256880P0050001

写真:タンクの上から巣立ったセグロセキレイ

2018年5月14日(月)■ 自然いっぱい多賀のまち

自然いっぱい多賀のまち

 多賀町は森林が町の面積の80%を超え、山に囲まれています。
三重県と岐阜県に接しているので山が境界になっています。
人々が住んでいるまわりは里山で、生き物や植物と人間が 仲良く暮らしてきた場所です。
富之郷は富之郷里山クラブが手入れをし、保全をしています。
リスやウサギがいる明るい里山にはササユリやオケラが咲きます。
切株や倒木の上に、リスが松ぼっくりを食べた証拠が見つかります。
それは「エビフライ」にそっくりの形をしています。

そんな自然いっぱいの多賀で育った楽天イーグルスの則本投手が 活躍しているニュースに地元が盛り上ります。
多賀町初のプロ野球選手は小さな町の大きな誇りです。

未来につながる多賀のまちであってほしいと願っています。
多賀のお酒も多賀町のふるさと納税の記念品になっています。
ぜひ多賀へふるさと納税をお願いします。
http://www.town.taga.lg.jp/contents_detail.php?frmId=849

写真:エビフライ

2018年5月7日(月)■ 田植えのシーズン

田植えのシーズン

 5月の連休は「ゴールデン田植えウィーク」で、 多賀町では、いっせいに田植えが行われます。
今年は天気がよかったので順調に進んでいます。
家族総出の田んぼには小さな子どもの姿がありにぎやかです。
世代をつなぐ田んぼは日本の宝です。
水が入った田んぼではカエルの声がにぎやかです。
カルガモが植えたばかりの苗の間を泳いでいたりして 田園風景は命のつながりを実感できます。

小さな苗が育ち、お米になって私たちを育んでくれます。
お米は、お酒にもなり、豊かな時間を提供してくれます。
いつまでもこの大切な田園風景が続くことを祈っています。

ちょうどこの連休に純米酒「多賀秋の詩」が出来上がりました。
これからタンクの中で熟成し、秋上がりのおいしいお酒を みなさまにお届けします。楽しみにしていてくださいね!

写真:田植えがすんだ田んぼと杉坂山

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