2021年3月8日(月)■ フキノトウが開きました

フキノトウが開きました

春になって植物たちも元気です。
雪の中、小さなつぼみだったフキノトウが開いていました。
フキノトウはフキの花茎が苞に包まれたものです。
天ぷらで味わうとなんともいえない苦みが春の味です。
あっという間に伸びて、今度は茎がおいしく食べられます。
これからの時期はいろいろな野草が食べられるので楽しみです。
野草料理は、日本酒の熱燗と相性がよく、ちびりちびりと飲みながら 春を味わうのにぴったりです。
野草もアクが強いので食べ過ぎは禁物です。
飲みすぎ、食べ過ぎには要注意です。
健康的に季節を大切にする暮らしを大切にしていきたいですね。

写真:開きかけたフキの花

2021年3月1日(月)■ 酒袋のおさかなさん

酒袋を使った作品

昔、お酒を搾る時に醪を入れた酒袋は柿渋で染められています。
使われなくなった酒袋は、カバンや財布などに活用されているのを 時々、見かけることがあります。
何度も重ねて柿渋で染めているので、味のある色合いです。
純米酒『多賀秋の詩』を気に入ってくださったお客様から すてきな作品をいただきました。
見ているだけでも楽しくなるイカやヒラメの姿に感心します。
上手に色の濃淡をいかした個性ある作品です。
醪を搾り続けた酒袋が、新しい命を得て輝いています。
すてきな酒袋の活用方法を教えていただき、ありがとうございます。

写真:酒袋を使った作品

2021年2月22日(月)■ 豊年満作

豊年満作

マンサクのリボンのような花が咲き、春を告げてくれます。
陽樹のマンサクはお日様を求めて道路側に枝を伸ばすので いつの間に伐られてしまうことも多く、減っています。
それだけに花を見つけた時の喜びは大きく、うれしい出会いです。

大吟醸の上槽も無事に終わり、これから新酒鑑評会に出品するための 準備が進みます。
大吟醸に続いて純米吟醸と小さな仕込みが続いています。
お酒造りは、生き物相手の仕事なのでいろいろなことを試し、 経験を重ねて多賀らしいお酒が出来上がっていきます。
若い社員たちの笑顔が未来に繋がっていきます。

写真:マンサクの花が咲きました

2021年2月15日(月)■ 春を告げる花

山に咲く福寿草

多賀の山に福寿草が咲き始めました。
黄色い花びらがパッと開くと何とも言えない愛らしさです。
待っていましたとばかり太陽に向かって輝きます。
雪が残る場所もそこには春がきたようです。
好石灰岩地の植物なので自生している場所は限られています。
多賀町にはそんなめずらしい花たちが生育しています。
植物も水も大地も育む多賀の石灰岩地は2億8千万年前のペルム紀、 遥か南の海にあった珊瑚礁が堆積し、地殻の変動でやってきたものです。
人間の生きている時間などほんの一瞬です。
その一瞬を大切にして生きていきたいですね。

今日から純米吟醸の仕込みが始まります。
大吟醸は搾りを待つばかりです。
タンクにはいい香りが広がり、今年のお酒も楽しみです。

写真:山に咲く福寿草

2021年2月8日(月)■ 夕日と男飯盛木

男飯盛木と夕日

夕日が沈む時、赤く見える太陽の姿に思わず頭が下がります。
多賀町から夕陽を見る方向には琵琶湖があり 太陽は湖西の山の向こうに隠れます。
西方浄土の言葉が浮かぶ景色がここから見る夕日です。
ここは東に杉坂山、南に青龍山が見えます。
西には犬上川が流れ湖東平野が広がっています。
敏満寺は東大寺の荘園があり昔から重要な場所でした。
多賀の歴史は知れば知るほどいろいろ出てきます。
NHKの大河ドラマ「麒麟がくる」のおかげで 明智光秀が住んでいたという佐目十兵衛屋敷も有名になりました。
まだまだ知られていない多賀の魅力を多くの人に伝えていきたいと思います。

純米吟醸UNOが残り少なくなりました。
初めての取り組みで限定数量の販売でしたが、 おかげさまであと少しになりました。
ありがとうございました。

写真:男飯盛木と夕日

2021年2月1日(月)■ 河内の風穴

河内の風穴

多賀の山はまだ雪景色です。
雪の中でも河内の風穴は入場可能だと聞いて行ってみました。
入り口に繋がる道は雪かきしてあり歩きやすくなっています。
川の流れがごうごうという感じで水量が多く、迫力があります。
雪解け水が流れ込みより透明に感じる冷たそうな水です。
風穴の中は穏やかな雰囲気で、幻想的です。
いつ行っても自然の力に圧倒される場所です。
奥の天井にはコウモリがぶら下がっていました。

ここから流れ出る水が、権現谷から流れてくる芹川と合流し、 芹川の流れが増します。
そして、川の流れと地下水となり、清酒「多賀」を醸します。
水の恩恵にあずかる日本酒はここでしかできないお酒です。
水に感謝しながら酒造りを続けていきます。

写真:河内の風穴(かわちのかざあな)から流れ出る川

2021年1月25日(月)■ 大吟醸の仕込みでした

男飯盛木

毎年、大寒は大吟醸の季節になります。
今年も無事に仕込みが終わりました。
後はすこやかに育ってくれるのを見守ります。
毎日データを集め、めざす酒質になるように 温度管理が大切です。
山田錦の精米歩合35%は同じでも毎年米の出来によって 差がでてくるのがおもしろいところですね。
おいしいお酒が出来上がるのを楽しみにしていてください。

写真:いい感じに米が蒸しあがりました!

2021年1月18日(月)■ 粕蔵の前の白梅

男飯盛木

まだ寒いですが、梅が咲き始め、春の気配を感じます。
粕蔵の前にある梅の古木は春一番に花を咲かせます。
この梅の木は、もともと石炭小屋の横にありました。
釜場担当の蔵人が一輪車で石炭を運んでいたのはもう50年以上前になります。
石炭を使わなくなり、石炭小屋が取り壊され伸び伸びと育っていた梅の木が 15年前道路拡張にかかり、粕蔵の前の広場に移植されました。
古木なので枯れるかも知れないと心配していたのですが、 無事元気に育って、毎年きれいな花を見せてくれます。

東風吹かば、匂いおこせよ、梅の花、主無しとて、春を忘るな 梅と言えば、菅原道真公ですね。
道真公には牛にまつわる伝説や逸話が数多く残されています。
牛には、諸病平癒の力があると考えられています。
丑年になり、早くコロナ禍が治まってほしいと願うばかりです。

写真:咲き始めた白梅

2021年1月12日(火)■ 寒中お見舞い申し上げます

男飯盛木

大雪の予報でしたが、雪は降らず、寒い日が続いています。
大吟醸の仕込みがもうすぐです。
経験が大切な酒造りは、日々の学びの積み重ねです。
若手メンバーが寒さがきびしい中で仕込む、今年の大吟醸も楽しみです。

芹川が雪解け水で透明感を増しています。
小鳥たちがいそがしそうに飛び回っている様子を見るのは雪の日の楽しみです。
いつもは草で目立たないツグミやスズメがたくさんいることがわかります。
やはり冬には雪が似合いますね。

寒いときは熱燗がおすすめです。日本酒は血行がよくなり、身体の中から温まります。
お鍋に日本酒をたっぷり入れるのも美味しくてホカホカして最高です。
日本酒を入れるとお肉もやわらかくなるので一石二鳥ですね。

写真:雪と山茶花

2021年1月4日(月)■ あけましておめでとうございます

男飯盛木

新しい年を真っ白な雪の中で迎えました。
キリッとした寒さと澄んだ空気は新年にふさわしく身が引き締まります。
今年もみなさまに喜んでいただけるようにおいしいお酒を造ってまいりますので 清酒『多賀』をご愛顧いただきますようどうぞよろしくお願い申し上げます。

ひこにゃんが金の扇子をもって新年のご挨拶をしてくれました。
ゆるキャラとしてみんなに愛されるひこにゃんは見ているだけで笑顔になります。
ひこにゃんは毎日3回、彦根城天守閣、彦根城博物館、四番町スクエアのどこかに登場しています。

写真:彦根城博物館前のひこにゃん

2020年12月28日(月)■ 2020年もあと少しになりました

男飯盛木

今年もお世話になりありがとうございました。
今年は落ち着かない日々が続き大変でしたね。
当たり前の暮らしがどれほどありがたいことかがよくわかった一年でした。
来年は少しでも早く穏やかに過ごせるようになってほしいと願いながら お多賀杓子の由来になった飯盛木(いもろぎ)を眺めました。
元正天皇の病気に際し、多賀神社の神主が強飯を杓子に盛って献上したところ 天皇はたちまち治癒されたと伝えられています。
元正天皇は日本書紀ができた時代の天皇で、草壁皇子の娘です。
杓子を作った木と伝わる、女飯盛木と男飯盛木が雄大な姿を見せています。
春には新芽を出し、秋には紅葉し、冬は葉を落とし、杉坂山や霊仙山や 青龍山に見守られながらいろいろな時代を超えてきたことでしょう。
飯盛木のようにどんな時代もしっかりと根を張って生きていきたいものです。
どうぞみなさまよいお年をお迎えください。

写真:男飯盛木

2020年12月21日(月)■ 冬至です

会社のクリスマスツリー

今日は冬至です。一年のうちで一番昼の時間が短い日です。
そして今日は木星と土星が大接近するめずらしい日です。
1623年以来397年ぶりの現象ということなので めったに見ることができない大接近です。
夕方、南西の空が晴れてくれることを期待しています。

大吟醸の麹も出来上がり、仕込みに向けて着々と準備が進んでいます。
今年は若手メンバーが中心になり、いろいろ実験しながらがんばっています。
経験を重ねることで気づきも多くなるので楽しみです。

写真:会社のクリスマスツリーには多賀のミニ菰ダルが飾られています。

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